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ロングセラー商品のデザインはここが違う!

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「どこが違うんだー?」と思わず手にした一冊。

誰もが知っている商品の誕生から現在までのパッケージデザインの変遷が紹介されています。
といっても、難しい話しではなく、写真満載でとても楽しい本です。
社会の動きや消費者のニーズに応じて、パッケージデザインは変更されます。
殆ど気づかないような微妙なデザイン変更があったり、企業努力を感じます。
「へぇ」ボタンを押したくなるくらいのネタも多数。

例えば、

■カルピス
背景の白地に青の水玉模様は、1919年7月7日の発売開始にちなんで天の川をイメージ。
私はてっきりただの水の泡だと思ってました。

■森永 ホットケーキミックス
発売当初はパッケージのホットケーキの枚数が5枚重ねだったものが、徐々に数を減らし、現在は大人が一度に食べる適量の2枚に。しかし一枚一枚の厚みを強調。
たしかにこの方が美味しそうです。
そして、森永さんのすごいところは、味や作りやすさを考慮し現在も半年に一度のペースで改良を加えているところ。うん、食べたくなってくる。

■ボンカレー
「お湯で3分温めるだけ」だったものが、今では「レンジで2分」。
2013年にリニューアルした「ボンカレーゴールド」は蒸気を逃がす小さな穴があいているが、加熱前は穴の周囲のフイルムは密着。圧力が高まると密着が少しずつ離れて穴に達すると蒸気が抜けるという仕組み。仮に中身が吹き出しても、箱に隠れる位置に穴があるので大丈夫、なんだそう。
賢い! お昼ご飯用に事務所にストックしておこう。

■ビスコ
酵母ビスケットを縮めた「コービス」を逆さにして「ビスコ」と名付けられた。
誕生して80年。存続を危ぶまれた時期もあったが2012年に52億円の過去最高の売上となったというからびっくり。大人になってもたまに食べたくなるもんね。

■牛乳石けん 赤箱
1973年のオイルショックによる不景気のイメージを払拭しようと、パッケージに明るいピンクを採用。しかし売上が激減し2年後に赤色に戻す。
イメージカラーって大切なんですね。

「守るもの」「変えるもの」。その判断が大切。
そして、「ものには全て理由がある」んですね。
by art-design | 2014-04-17 14:49 | Job | Comments(0)