アイスバーン事件

ももずさんのWhat's  シドニーライフからトラバです。

雪が降ると思い出すことがあります。

以前、地域情報紙の仕事をしていた頃、山間部へ取材に行かなければなりませんでした。
交通の便が悪いので勿論車。
前日に雪が降ったものの、その日はお天気が良く10時頃には道路の雪はすっかり溶けたので安心して出かけました。
青い空、道路脇の田畑には白い雪。
清々しい気持ちで運転をしていました。

しかし、山へ近づくにつれて道路に残る雪が気になる。
「ヤバイかな」と心の隅で感じたものの「なんとかなるだろう」という安易な気持ちを優先させる私。
峠にさしかかかった途端、不安は現実に変わりました。
そこはスケート場のようなアイスバーン。
制御不可能。真直ぐ行きたいのに曲がってゆく。
そして右手はガードレールもない崖。
ココに落ちたら死んでしまう・・・真剣に怖かったです。

車はなんとか止まったものの、外に出てもツルツルして歩けない。
助けを求めようにも、他の車も動けない状態。
「もしかして、氷が溶けるまでここで寝泊まりするんだろうか」と泣きそうになっていました。

すると後方に停まった車から一人の男性が出てきて、
スタスタと私の方に向ってきます。
「氷の溶けてる所まで運転してあげる」と言ってくれました。
彼はいとも簡単に私の車を運転し、安全な場所まで移動してくれました。
そして彼は再びアイスバーンの上をスタスタと歩き自分の車へ戻りました。

今でもとても不思議なのですが、
彼は革靴なのになぜ滑りもせずにアイスバーンを歩けたのか、
他にも動けなかった車があるのになぜ私だけを助けてくれたのか。

きっと彼は私の亡くなったおじいちゃんなんじゃないかと思うのです。
「こりゃダメだ。助けてやらんと」と堪り兼ねて現れてくれたのではないでしょうか。
雪が降る度にあの時のことを思い出します。
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by art-design | 2005-01-05 17:20 | Daily | Comments(4)
Commented by ももず at 2005-01-06 14:05 x
このワザ(TB)、なかなか使いこなせないんですけど、これから私も精進してみます(^^:)

Commented by art-design at 2005-01-07 10:30
ももずさん
これなかなか便利よ。
頑張ってチャレンジしてみてくだされ。
Commented by minori30 at 2005-01-07 15:08
遅くなりましたが・・・
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

やっと、みなさんのところへご挨拶まわりができる時間が
できました(^_^;)
Commented by art-design at 2005-01-07 18:29
minori30さん
明けましておめでとうございます。
こちらこそ、よろしくお願いします。
年明けはなにかとバタバタとしますね。
私もようやく少し落ち着いてきました。